めざ静!2020 開催報告
第5回『走ってみよう!レースペースで30Km!』
~めざ静ファミリーが一丸!30km走で手に入れた自信を「静岡マラソン2021」へつなげよう!~
2月11日、舞台は安倍川河川敷。静岡マラソン本番を約1カ月後に控えたこの日、県内外から70人を超えるランナーが集結して、30km走が行われました。この日のテーマは“レースペース”での30km。「30km完走」「自己最長距離への挑戦」など目標はさまざまですが、静岡マラソンへの熱い思いは皆共通で、「めざ静!2020」のファイナルに相応しい盛り上がりとなりました。
田町安倍中スポーツ広場(静岡商業高校そば)を起点として安倍川の河川敷を走る1周5kmのコースを6周。参加者同士、すれ違う度に「ファイト!」と声を掛け、励まし合う様子は、めざ静!ならではの光景。全5回の開催でリピーターも多く、参加者同士で仲間意識が生まれているようでした。
「めざ静!サポーター」としてお馴染みの静岡商業高校陸上競技部がこの日も運営をサポート。マラソン大会の白バイさながらの先導(自転車)をはじめ、1kmずつのポイントに立っての声掛け、給水所でのボトル整理等、今や「めざ静!」になくてはならない存在として、今回も大活躍してくれました。
参加者からは「今までで一番長い距離を走れた」「先導車に引っ張ってもらってリズム良く走れた」「本番が楽しみになった」などの嬉しいコメントも。フルマラソンへの不安が少しずつ自信に変わり、本番に向けて満足のいく30km走になったようでした。
今年の「めざ静!」は回を追うごとに参加者が増加し、最終回の30km走は、第1回の倍となる70人超えで過去最多。リピート率も高い中、全5回で合計110人強が「めざ静!」を受講しました。静岡マラソンへ賭ける思いと共に、「めざ静!」を通してランナーとして成長していく姿をたくさん見ることができました。
多くの参加者とともに、今年も熱心にコーチングしていただいたTOMORUN、イベントの進行や広報活動にご尽力いただいたR.B.Session、そして今年から「めざ静!サポーター」として毎回運営を支えていただいた静岡商業高校陸上競技部。このイベントに関わった皆さまのおかげで「めざ静!」は最高の盛り上がりとなりました。参加者とスタッフが笑顔でランニングについて語り合う様子、スタッフの声掛け、参加者同士の声掛けによって、ランナーの皆様が頑張る姿は、まさに『めざ静!』が『ファミリー』になったように感じました。「静岡マラソン2020」は中止となりましたが“静岡マラソン”はこれからも続いていきます。『めざ静!ファミリー』として「めざ静!2021」「静岡マラソン2021」で再会&再チャレンジしていただけたら嬉しく思います。
「めざ静!2020」にご参加およびご協力いただいた皆様、誠にありがとうございました。
今後とも「めざせ静岡マラソン!プロジェクト」をよろしくお願いいたします。
静岡マラソン事務局「めざ静!2020」担当
講師紹介
講師:中川智博(なかがわ ともひろ)氏
世界クロスカントリー元日本代表。学生時代は箱根駅伝で全日本学生選抜のキャプテン、実業団でもスズキ浜松ACでキャプテンを務めチームを牽引。現在は浜松市、静岡市で未就学児から大人までを対象にした陸上教室やランニングイベントを展開している。株式会社TOMO RUN代表取締役オーナー兼企画カンパニー長